2019.05.20
あーーー!捻ってしまったーーーー(´・Д・)!!!
近くの百貨店で『北海道物産展』が開催されているらしく
ありがたいことに、いつもよくしていただいている患者さんから
「夕飯に」と海鮮のお弁当をいただいたんですが、
お腹も空いていないのですが、今すぐにでも食べてしまいそうな欲求を必死に抑えている
近藤です。
さて。
昨日の続きで【痛み】についての話になりますが、、、
【痛み】という言葉・感覚というのは、その事象に対して、人それぞれ感じ方も違うし
痛みという言葉の意味の捉え方が様々なので、本当に掴みにくい感覚です。
例えば、段差につまづき転倒した人がいるとします。
※(転倒や足首の捻り具合などの程度は全く同じ条件だとします)
一人は、多少腫れがあり、患部を押さえたら痛みがあっても、そこまで腫れや痛みに対して苦痛に感じないのに対し、もう一人は、その多少の腫れ、押さえられた痛みを感じたことで凄く苦痛に感じることがあります。
決して、どっちが良いとか悪いとかいう話ではないんですが、
一人の方は「これぐらい大丈夫!🙂」と感じていても
もう一方の人は「捻挫をしてしまった!!えらいことをしてしまった😭」と感じる。
これは、【痛み】に対しての感じ方、考え方の違いなので仕方のないことなんです。
言ってみればこれも個性ってやつなんですね(*´ω`*)
この捻挫の痛みに対しての治療は双方とも同じ事をするんですが、
前者には、テーピングやサポーターなど、できる限り患部に負担がかからないような
処置をするんですが、後者に対しては、患部の症状悪化などの不安要素をできる限り無くしてあげられるように、動かないように固定をするなど、処置の仕方に変化をつけることがあります。
なぜ、そのような変化を付けるかというと、
痛みを改善していくにあたって、症状悪化の考えられる不安要素が有るのと無いのとでは
その後の患部の経過に大きな違いが出るからなんです。Σ(‘◉⌓◉’)!!!
===痛みの定義をおさらい===
「痛み」を「実際に何らかの組織損傷が起こった時、あるいは組織損傷が起こりそうな時、あるいはそのような損傷の際に表現されるような、不快な感覚体験および情動体験」と定義している。痛みは主観的な症状であり心理社会的、スピリチュアルな要素の修飾を受ける。痛みの神経学的機序(性質の分類)、パターン、原因(疼痛症候群)の診断を的確に行い、診断結果に従って速やかに適切な薬物療法および原因治療を行うことが重要である。
〜国際疼痛学会〜 引用
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引用文に
⬇︎⬇︎⬇︎
痛みは主観的な症状であり心理社会的、スピリチュアルな要素の修飾を受ける。
と書かれているように、痛みという主観的な感覚には様々な要素が混ざり合ってます。
単に、症状だけに対して治療を行うだけでは痛みを治すことは難しいんです。
だから、昨日にも言ったような
〇〇矯正法をすれば良くなる!みたいなのって矛盾が出てくるんです。
「矯正・整体をすれば治るわけじゃ無いよ!」ってね。
痛みを治すって言うことは、そんな単純な話ではなく、もっともっと奥深くまで
追求していく必要があるんです。
これが、本当に難しいんですが、治療を重ねていくうちに、対話を繰り返していくうちに
どんどん見えてくるものがあるので、おもしろかったりするんですけどね😁
まだまだ、痛みについて書いていきます。
それじゃ、また!😊
カド整体院 近藤