2019.01.24
痛みの原因は本当に歪んでいるから?
全豪オープン、盛り上がってますね✨
大坂なおみ選手❗️準決勝進出 凄い😆✨
錦織選手は怪我の状態が気になります。早い復帰を願います😣
さて。
本日は体の歪みと痛みの関係についてお話しします。
ここ数年、街を歩いていたり、車を走らせていると
「骨盤矯正」「猫背矯正」「O脚矯正」などなど
骨格の歪みの矯正を謳い文句にしている整骨院や整体院を
よく見かけるようになりました。
(例えばこんなイメージ)
それに患者様からもよく
「昨日テレビで骨盤の腰の痛みは歪みが原因って言ってたよ」ってな事をよく聞くようになりました。
最近では病院の先生がテレビに出演されている番組が多いみたいですね😳💦
確かに、歪みがある事で本来かかるべきでない負担(ストレス)が
関節周辺や筋肉にかかるようになるので痛くなる原因の一つにはなるかと思いますが
それが、【痛み=骨格の歪み】となるかと言うと疑問が多いのが事実です。
実際、みなさんの周りにも「姿勢が悪かったり」「O脚がひどかったり」と、体に歪みのある方が少なからずおられるかと思います。
じゃあ、その方達が全員歪んでいる所に痛みを感じているかと言うとそうでもない方が結構おられるんですよね。
今までの患者様の中にも、膝が横に”くの字”になるくらい変形している状態なのに
痛みを感じない方、背中が盛り上がっているくらい猫背なのに首や背中が痛くない方何人も見て来ました。
では、いったい何が原因で痛くなるのでしょう。
それには、そもそも痛みとは何なのか?🧐を知っておく必要があります。
国際疼痛学会では痛みの定義として
『痛みは実際の、または潜在的な組織損傷を伴う不快な感覚的、精神的な経験』
とされています。
要するに骨格の歪みが痛みの原因ではなく、筋肉や靭帯などの「軟部組織」の損傷や
怪我をした経験による精神的なダメージである!と言う事なんです。
なので、骨格の歪みが痛みと直結しているのではなく、
【痛み=骨格の歪み】⬅️これを自然な流れで説明すると
「骨格が歪む」➡︎「歪んだまま生活を送る」➡︎「歪みで関節の動きが悪いので軟部組織に負担がかかる」
➡︎「軟部組織に損傷が起きる」➡︎「痛みを感じる」という流れになるでしょう。
ただ、これはあくまでも【痛み=骨格の歪み】の自然な流れを説明しただけで、
前述したように必ず痛みに直結するわけではありません。
痛みとはそんなに単純なものではないんですよね。(´・_・`)
痛みに関しては、本当に奥が深いので時間をかけて少しずつ説明していきたいと思います。
それでは、また明日ヽ(*^ω^*)ノ