呼吸法 Σ(・□・;)
鈴鹿市に大好きな野村萬斎さんが来られるというのを知って
チケットを購入しようとしましたが、見事にその楽しみを打ち砕かれた近藤です。
次こそは必ず、、、
さて。
現在、来られている患者様に、ある疾患の手術をしたことで軽度ではあるものの
パニック症状が出ていて、精神がかなり不安定で、持病で症状が収まっていた
過呼吸を起こし困っている方がおられます😭
手術自体は成功しているんで疾患は治っているんですが、手術をする!という事自体に強い不安を抱えていたのが、症状を出現させる引き金になったようです。
それで、この方は常に酸素ボンベを持って歩いておられるんですが、
治療に使っているはずの酸素ボンベが、皮肉にも精神状態を不安定にさせ
症状の悪化を助長させ「本末転倒」な結果を招いてしまったんです。
それは、どういうことか?
酸素ボンベを使用するにあたって、病院の先生や看護師さんに、酸素ボンベを離さないように
なるべく吸うように心がけるように!と何度も念を押して指導されて退院してきたようでした。
この指導に関してだけ言うと、もちろん間違いないんですが、
実はこの方、手術が決まってからと言うもの、手術のことが不安でしかたなく、
無事に手術が終わった後も、本当にこのまま何事もなく退院できるのか!?
不安で、毎日毎日、辛かったらしいんです。
そんな不安定な精神状態なのにも関わらず、対処療法的に「酸素ボンベを肌身離さず持っていなさい」なんて指導をされれば、余計に不安になるに決まってるじゃないですか!?
結局、それを言われたことで、その方は「酸素を吸うことが私の仕事や!!」なんて事を
思い込んでしまって一生懸命に酸素ボンベから出てくる酸素を吸い続けている。
、、、いやいや!!ちょっと待ってくれ!!
「酸素を吸うことが私の仕事??」そんなの、みんな一緒ですから!!
そんなこんなで、今はその方に、酸素ボンベと結ばれてしまったが故に
忘れてしまった、正しい呼吸法について、簡単に教えたのでみなさまにも
その〔コツ〕をお教えします。
“酸素を取り入れたいのなら、まず肺をからっぽにしなさい!!”
です。
上手い例えが出てきませんが、
「煎れたてのお茶を飲むのに、コップいっぱいにお茶が入っていたら淹れられない!」
とでも言いましょうかヽ(´o`;
だから、酸素を取り入れるのに一生懸命に空気を吸うことばかりに気を取られていては
ダメで、むしろ肺に溜まっている空気を体外に出すことに意識を持っていく方が
スムーズに酸素を取り入れられるんです。
正しい呼吸法を身に付けることが出来れば、
姿勢も綺麗になるし、血流が良くなり新陳代謝も上がるので
体の内側からも外側もキレイになれますよ❤️
カド整体院 近藤