2020.03.09
痛みを『治す』ということ
連日、騒がれているコロナウイルスですが、コロナの対策も大事ですが、
これからの日本の在り方について本気で考えていかないと、「日本ヤバいよね」と
心配している、カドの近藤です。
正しい情報収集と、適切な対応を心がけましょう。
本日は、自分の身体との向き合いかた!についての考え方を
お伝えできれば、と思います。
振り返ってみれば早いもので、僕の柔道整復師(医療従事者)人生も13年となりました。
といっても、国家資格取得直後なんて、ただ資格を持っているだけで、柔道整復師として
「誰かの為」になれるようになったのなんて、数年の話だとは思いますが、
関わってくれた周囲の皆様のおかげで今までやってこれています。
感謝しかありません<m(__)m>
10年以上、「痛み」に対して向き合っていると、なんとなくではあるんですが
見えてくるものがあります。
ざっくり言うと
「痛み」を治すということに対する、患者さんの考え方や向き合い方の大切さ!なんですよね。
痛みに対し、ちゃんと向き合い、自分はどうするべきなのか、自分はどうしていきたいのか
ということを真剣に考えられている人は、治っていくスピードが比較的速いように感じるし、
治りが悪い状態でも、前向きな姿勢で治療を続けられる!という方が多いように感じます。
これは何も「痛いと思うから痛い。治ると思えば治るんだ」みたいな
精神論の話しをしているわけではなくて、考え方、捉え方が前向きだと、自然と
痛みを治そう!という行動がとれるようになりますよ!って話しです。
誰かに依存をしすぎてしまうと、
「誰か(施術家などの先生)が治してくれるだろう」という思考になってしまうので、
痛みが治っていくために自分がやるべき行動がとりづらくなります。
これは僕の考え方なんですが、治療って二人三脚だと思っています。
どちらかが、前に進むこと(痛みを快方に向かうこと)を辞めてしまえば、
なかなか前(快方)に進まなくなってしまいます。
それに、「痛み」というのは1回の限られた時間の施術だけで完璧に治るような
そんな簡単なものではありません。
※(痛みや症状によっては、そういったケースもあります)
痛みについては、過去にも何度かブログで投稿させていただいていますが、
単純なようで本当に複雑なので。。。
カド整体院に来ていただける新規の患者さんのほとんどが、来ていただいている患者さんからの
ご紹介による方が多いんですが、「治る」という評判を聞いて来ていただいた患者さんの中には
1回の施術で痛みが完璧に治る!という過度の期待を持って来られる方も多くおられます。
もちろん、なるべく早く結果を出せるようにと、こちらとしてもベストフォーマンスを出せるように
しますが、無理なものは無理です(;^_^A
そういった場合は、なぜ痛みがあるのか、原因として考えられるものはなんなのか?
おおよそ、どれくらいの期間を要するのか!痛みを治していくためには何をすればいいのか!?を
できるだけ、ご理解いただけるように説明させていただくんですが、ご満足していただけないことも
ごく稀にあります。(´;ω;`)ウゥゥ
その方々が求めているのは、「理屈」ではなく「結果」なので
僕の実力不足でもあるんですが、治療や説明を理解して頂けなかったのは、悔しいもんです( ;∀;)泣
ちょっと話が逸れちゃいましたが、、、
こちらが、どんなに一生懸命になって治療や説明を繰り返しても
患者さんが求めているものに対して、ちゃんとした答えや結果が出せないと、二人三脚はできないし
患者さんにもこちらの考え方や、やり方に理解を示してもらえないと、二人三脚ができません。
つまるところ、「痛みを治す」ためには、施術家・治療家だけの力ではどうにもならないケースもある
ので、1回2回の治療だけで、見切りをつけず、一度あなたの片足を僕に預けてくれませんか?
という話でした。
もちろん
二人三脚していこうかな…と思ってもらえるための努力は怠りません(o^―^o)ニコ
カド整体院 近藤