2019.01.26
人間は思い込みの生き物である(。-`ω-)
テニスの大坂なおみ選手が怒涛の勢いで決勝進出を決められました‼️
このまま優勝して女子テニス世界ランキング✨🏆1位🏆✨になってほしいです
さて。
カド整体院に来ていただいている患者様に限った話ではないと思いますが、
病院や治療院に通っている方(特に高齢の方)が、みなさん口癖のように言っておられることがあります。
・「昔、四十(五十)肩をしたから腕が上げられない」
・「昔、ぎっくり腰をしたことがあるからこれ以上屈めない」
・「昔、膝を痛めたからこれ以上は曲げられない」
などの口癖です(;´∀`)
この言葉、本当によ~くよ~く耳にします。
例えば肩が痛くて腕が上がらない方の場合なんかで言うと、
私がその方の腕を持って(軽く支える程度ですが)あとは患者様ご自身で腕を上げてもらうと
さっきまで痛くて上げられなかった角度まで痛むことなく、スーっと上げられるようになります。
みなさん揃って「え!?なんで??」と驚かれるのですが、
私からすると別に驚くようなことでもないんです。
その後「先生が動かしたから動いてるんやろ!?」とみなさん同じように疑うのですが、
先程も言ったように私はただ支えていただけで、実際動かしたのは患者様自身なんです。
私が動かしたわけではないのですが、強いて言うならば痛いと思っている箇所にストレスがかからない角度を探し
リラックスした状態で動かせるように〝導いただけ”なんです(*^-^*)
以前までの記事でも痛みというのは奥が深い!!ってことで痛みについて触れてきているですが、
今回のケースで言うと過去の痛い記憶を脳に記録されている為に「動かす=痛い」と思い込んでしまっているんです。
この現象が起きるのも無理はなく、ケガをしてしまった当初は痛くて痛くて
動かすことも出来ず、今まで当たり前のように送っていた日常生活が辛くて
普通に送ることが出来なくなった経験があるからなんです。
その時の辛い経験が忘れられないんですね。。。(その時に出会えていれば、、と思う瞬間です😔)
、、、とにかく!この脳の記憶(思い込み)が動かせるようになっているものを動かせなくしてるんです。
痛くて動かなくなった関節を動かす為には、この痛い・辛い記憶を消していく作業が必要だということなんですね!!
対症療法的に(その場限り的に)痛みを治すことは、簡単なんですが
こんな風に根深く残っている痛みというのは、取れるまでに期間を要します。
なぜなら、≪この痛い記憶って言うのはそうそう簡単に消えてくれるものじゃないんです(;^_^A≫
コツコツと時間をかけて治療をし、患者様との会話の中で“心のケア”をしていき
少しずつ少しずつ、痛い記憶を消していかなければいけないんです。
ただ淡々とマッサージや整体をしているだけでは根本的に治ってくれないんです(´・ω・`)
このように痛みの種類によっては、脳の記憶(思い込み)によって症状がの改善が見られない場合もあります。
みなさんの周りにも、上にも述べたような内容で悩んでおられる方がいるかもしれません。
そんな方がおられたり、または見かけたりしたら
『もしかしたら、その痛み!脳の思い込みからきてるかもよ』なんて声をかけて教えてあげてください(#^.^#)
カド整体院