2019.07.24
「たまご」が先か「にわとり」が先か論
最近はトレーニングにはまっており、お腹の筋肉が板チョコの凸凹かのように見える『6パック』を目指し奮闘しています。カド整体の近藤です。
さて、
本日は歪みや関節の変形について、考えてみようと思います。
世間一般的に治療家さんたちは、患者さんの訴える痛みなどの症状に対して、
「歪みがあることにより痛みが出ています。だから骨盤の矯正や背骨の矯正をして歪みを改善し痛みを治しましょう!」という表現をします。
この考え方は間違いだとは言いません。
もちろん、歪みが原因によって何らかの影響を及ぼし
結果的に痛みを誘発してしまっている可能性もあります。
ただこれが全てではありません。
体の歪みというものは、ほぼ全ての人に存在します。
なので、もし先ほどの様に「歪みがあるから痛い」という理論が
痛みの真理だとしてしまえば、全ての人に痛みがあり、全ての人が痛みで
悩まされる日々が訪れてしまいます。
◉猫背の人がみんな背中や腰などの痛みに悩んでいますか?
◉O脚だからって必ず膝が痛いですか?
◉左右の肩の高さが違うからって、みんなが痛みを訴えていますか?
そうじゃないっていう人、たくさんいてると思います。
そういうことなんです。
『痛みと歪み』が必ずイコールになるとは限りません。
では、いったいどうして痛くなるんですか!?って(^_^;)?
それはまだ完全にはわかりません。
今までにも何度か痛みについてブログを書いてきましたが、
痛みの正体については未だ完璧には解明されていません。
ただ、言えることは
その歪みが発生してしまった原因というのはどこにあるのか?
それを突き詰めていければ自ずと答えが見えてくるんではないかと
思っています。
家事や仕事など日常生活動作の中で痛みを誘発してしまった
何かしらの原因が行動や考え方から見つけられることがあります。
日常生活動作で体のどこかの関節に負荷がかかり、筋肉や靭帯などの
組織の損傷が生じ、その痛みから逃れるために無意識のうちにとっていた
行動が、歪みを発生させていたのかもしれない!とも考えらます。
つまり、痛みが出現したからといっても
必ず体のどこかに「歪み」があるとは限らないですよ〜
ってことが言いたかったんです。
なので、痛みを歪みのせいだと決めつけることなく
どうして痛くなったのか、を一緒に考えて生きながら
原因に対する治療をしていきましょうね(=´∀`)