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先週の暖かさはどこえやら、、、

春の訪れには、まだ少し時間がかかりそうですね。

そんな春の訪れを待ちわびている、近藤夏男(なつおとこ)です。

 

 

現在、整体院に来られている女性の患者さんで、

数ヶ月前から、ふくらはぎの痛みに悩んでおられる方がいるんですが

みなさんの中にも、同じような痛みで悩んでいる方がおられるかもしれないので

どんな治療をしているのか？を説明しようと思います。

 

 

まず、この患者さんの体の状態について大まかではありますが説明させてもらうと

・数ヶ月前から痛みが続いている

・痛みが発症する原因と言えるような事が思いつかない

・歩いていたり動いていたりすると、ふくらはぎへの痛みは出現しない

・じっと立っている、座った姿勢が続くと症状が出現

・立った状態で下に物を置く、拾おうと腰を屈める動作は辛い

 

 

上記のような体の状態なんですが、

果たしてどんな治療をしているのか？

 

 

まず、上記の症状が一体なぜ出現しているのか！？と言うと

現時点で考えられることは、〈神経痛〉であるのではないか？ということです。

 

 

ちなみに、整形外科ではレントゲンを撮って診断をされた結果が

腰の骨が歪んでいることから起きている『脊柱管狭窄症』だそうです。

 

 

痛みが出ている箇所や前屈みの姿勢をとると症状が現れるところなどをみると

そのような気がしなくもないんですが、なんとなくピン‼︎とこない。

確かに当てはまる症状はいくつかあるんですが、脊柱管狭窄症と断定できるような

症状ではないものがいくつもあるので、腑に落ちないんですよね、、、

 

 

腑に落ちない状態ではありますが、限られた情報の中で分析し

なるべく早くに答えに辿り着かなければいけないので、ある仮説を立てることにしました。

 

 

はじめに治療をしたのが、腰椎の椎間板が狭くなっているだろうところの矯正と施術です。

この患者さんの症状に関して言うと、現時点ではこの治療方法は、想像したような結果は得られませんでした。

 

次に並行しながら施術をしたのが太ももの内側の筋肉の縮んで、かたまってしまっているところです。

ここの治療をなぜ始めたかと言うと、腰の治療をした後に腰の動作確認をしようとした時に、前に屈みにくそうだったので

太もも裏の「ハムストリングス」の部分を「ちょちょっ」と治療をしたまま前に屈んでもらうと腰の痛みがなく動かすことができたからです。

 

なので、今現在の70歳代・女性の治療方法は骨盤部分にある関節の矯正と、太もも裏のかたまっている箇所をほぐして

椎間板の矯正をやっていくと症状が改善されていくんではないか！？と経過を観察している状態でいます。

ふくらはぎや太ももの内側の筋肉が縮んで固まって動きが悪くなっているので、そのあたりの施術をして治療の経過観察をしています。

 

 

その女性の方の現在の状態は、通院当初に比べてみると

症状の緩和が見えてきているので、引き続き現在の治療方法を続けていただき

また経過をみなさんに共有したいと思っています。